はじめての方へ

メッセージ

1998年金融ビッグバン以降、日本の金融は以前と比べ様変わりしました。
1998年当時に今の金融再編は想像できましたでしょうか。
都市銀行は吸収合併で少なくなり、ペイオフも解禁され、投資商品を扱うようになりました。
証券、保険業界も再編は行われました。
 業界再編は進んでも、金融商品を購入する人々の変化は進んでないように思えます。
これからは消費者も変化していかなくてはなりません。
「変化」とは、金融知識を磨き、最低でもお金を守る術を身に付けることを意味します。
その一助となるため、私は行動していきます。
 投資の世界に10年近く携わり金融業界側であった私が、今度は消費者側にたって日本の金融を発展させていきます。

ファイナンシャルプランの重要性

消費者金融のキャッチフレーズに「ご利用は計画的に」というものがあります。
消費者金融から借金をする場合に限らず、お金に関することには全て「計画」が大切です。
例えば、企業は常に今期予想・来期予想といった「計画」を立てて行動しています。
企業は儲からないと続きません。 「計画」は儲かるためには不可欠なものなのです。
個人も企業と同じです。無計画にお金を使っていれば、 いつまでたっても資産は増えませんし、
最悪の場合には破綻してしまいます。
個人にもお金の「計画」=「ファイナンシャルプラン」は必要不可欠なものなのです。

投資についての考え方

貯蓄から投資への流れは続いています。
巷にあふれる投資関係の書籍や広告がそれを物語っています。
背景には、低金利による運用難、グローバリゼーション、投資環境の変化、円安や株高で儲かっている人が多いという事実もあるといえるでしょう。
ただ20年以上もの間現場で投資と向き合っていた私の実感としては、長いスパンで考えると損をした人も大勢おり、
決して儲かっている人ばかりとは言えません。
投資は、そんなに甘いものではないのです。
有名なファンドマネージャーであるジョージソロスやウォーレンバフェットでも30年~40年間にわたって年間の利益率が平均25%程度です。
それが世界の超一流レベルです。
謙虚な姿勢で取り組まないと大ケガをするのが投資であると私は考えます。

個人投資家について

2、3年の投資実績はまだ実績とは言えません。長いスパンで儲かり続けて初めて一流と言えます。
一流の投資実績をあげて成功するための秘訣は、軸となる投資スタイルの確立にあります。
プロの金融マンに比べ知識や情報が不足している分、実績で築き上げた投資スタイルと感覚を
身に着けないといずれ負けてしまいます。
毎日マーケットを見ているプロの投資家に比べて 知識量、情報量が劣っているという事を自覚して、
謙虚に投資すべきでしょう。

投資と投機について

一般的に「投資」と「投機」は区別がつきにくいと言われていますが、私は「投資」とは
計画的なものであり長期戦略であると考えています。
また、感覚や欲だけで取引をしないことも投資にとってとても大切なことです。
投機はその逆で面白さを優先していて、 レジャー感覚なものが投機と考えています。
今まで私は業者側にいたため、投機をするお客様は大歓迎でお得意様となっていました。
ただ投機を行うお客様は、ほとんどが長続きしなかったというのが私が見てきた現実です。
しかし、投機を否定するわけではありません。
お客様がご自身の判断で好きに投機するのであれば、ストレス発散や刺激となり
いいこともあるのではないでしょうか。
皆様が何を求めているのかによって「投資」と「投機」を使い分けてください。
両方を求めていると投機に近づいていく事が多いようです。
資産を増やすのであれば投資をお勧めします。